愛甲次郎











八. 調子を整える語


偖（さて）
陳者
勇気は今之無候
寸毫の御懸念之無候
到底かけさうに之無候へども
大分有之厄介千萬に候
頭脳が論文的に相成
折角の計画も無駄に相成候
一応只今の意向相のべ
先日来病気にて打臥り居候ため
それも御面倒と存じ候へば御打棄置被下度候


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