雁信筐>硯の友
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   愛甲次郎



七. 文語的表現


存候、存じ居候(思います。思っています。)
落掌
可相成は
一場の御話
恐縮千萬
まかり出て
拝聴に罷り可出候 
いやに相成候(いやになった。)
以上の御配慮御無用に候
拝眉の上(お目にかかった上)
委細は拝眉の上萬縷
委細は拝眉の上萬萬可申述候
小生も漸次快方御放念被下度候
御両人御揃にて御枉駕被下候はば幸甚に候
右不取敢申上候
御依頼可然かと存候
其辺は是非なきかと存候
然し十字にて足らぬならば是非なく候
別に其儀に及ばずと愚考致候
小生も及ばずながら尽力可致候
御送りに不及候間左様御話し有之度候
乍憚御安心被下候(恐れ多い事ながら、口幅ったい事ながら)
如仰蛋白のみ摂取致候と反って酸を増し候にや胃痛も起り
幸身分相応の代償にて譲受ける事相叶ひ候へば有難き仕合せに候
朝日に掲載しても毫も耻ずかしき事之無
御参考迄に別紙供貴覧候
御落手の由
御不賛成の由なれども
都合により多少の削除御随意の由
京都より御帰りの由毎日出社御精励のことと存候
貴地より直ちに御出発の由敬承御着後時々面白き御通信拝見の機を楽み居候
皆々無事帰京の趣にて安心致候
御風邪の趣折角御養生専一に候
大兄を推挙可致旨に候
御申越の旨社の方へ通知致し置候
拝啓鈴木君へ御問合せの段御手数奉謝候
御光来を仰ぐ次第に候


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