雁信筐>硯の友
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   愛甲次郎



五. 候(さふらふ)


明日御出下候て差支之無候
振舞ひ居候へば
御迷惑に無之候はば
御参考に供し候はば
熟考致候へども
教師に候処
一部進呈仕候処
一寸御誘ひ申候処
御礼として進呈仕候間御受納被下候はば幸甚に候
為替参り候につき御送付申上候間御落掌可被下候
小松原氏へも其旨相通じ置候間右御含の上宜敷御取計願度候
見受られ候故
拙著御愛読被下候趣難有存候
御訪問被下候由の処
余計な事を申上候段まことに御手数にて恐縮の至に不堪
手前方にて出来候事何なりと御申聞相成度候
御同情を御示被下候記念として
勝手に申述候雑談を・・・御掲載相成度由にて
大兄は小生が長野の教育会演説を致したる節軽井沢迄御出迎ひ被下候御人に候や
新聞に這入る事と相成候に就いては
板尾より回送すべき分まだ到着不仕候に付
序中に申述候通りの事情にて
十二三枚のものに候が、もしそれにてもよろしければ


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