文語出版物助成事業要項

文語出版物助成事業要項

(一)趣旨
 文語文化の維持発展を期し、新たなる文語出版物の増加を図るため、新規出版物に助成する (出版物には電子書籍、PОD (プリント・オン・デマンド)を含む)。
(二)助成の額、方法など
(ア) 事前審査の上、出版費用のうち、通常の出版物の場合、一点十五万円を限度として補助。出来上がり出版物」及び出版費用を証する書面」を当苑が確認して後、現金を贈与。
(イ) 電子書籍、PОDの形式で出版の時は、現金によらず、出版書籍十五万円分を当苑で買い上げ、買い上げた書籍を応募者に寄贈する形の助成とする (現実に印刷される数を確保するため)。
(三)助成対象について
(ア) 文語で書く書籍 (自分史、紀行文、その他。詩歌集は対象外)のうち、当苑の審査を通過したもの。
(イ) 作品は文語体によるものとする。分量不問。正漢字、歴史的仮名使いの作品は、審査上、有利に計らう。
(ウ) 共著も可
(エ) 文語文の添削を希望する時は、添削に慣れた友好団体である特定非営利活動法人文字文化協会を紹介する (添削費用がかかる)
(オ) 出版業者、電子書籍業者、PОD業者との交渉に不慣れの時は、それらの相談に応じることが可能な前項の法人を紹介する (相談費用の発生があり得る)
(カ) 当面、五件程度の助成を予定する
(キ) 既刊のものは対象にしない
(ク) 当苑から助成あることを出版物内に明記のこと
(四)応募の手続、審査など
(ア) 出版予定の原稿を当苑に送付してエントリーする。原稿未完の時は、その目論見や構想、要約または一部分の提出によるエントリーも可。 (本項の提出物はいずれも文語体であること。分量は千五百字程度を目安とする)
(イ) エントリーの際、住所、氏名、連絡先、及びどのようにしてこの助成事業を知ったか」、を明らかにすること。
(ウ) 第一次分の応募締切日を平成三十年三月三十一日とする。エントリー書類到着後約二箇月以内に助成可否を決定して応募者に通知する。
(エ) 助成決定の通知受領後一年以内に出版しない時は助成を取消すことがある。
(オ) 出版後に当該出版物二部を当苑に寄贈すること。
(五)その他
(ア) 著作権は応募者に帰属する。
(イ) この要項は適宜改訂することがある。
(ウ) この事業は当苑の都合により改廃することがある。
(エ) 問合わせ先:
住所
  郵便番号 一五八 〇〇八三
  東京都世田谷区奥沢五丁目三六番五号
  オフィス赤谷株式会社内 特定非営利活動法人文語の苑
Eメール
  office@bungonosono.or.jp
以上
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