愛甲次郎








二. 結びの句


先は右御返事迄
先は右用事迄
先は右御礼迄
先は右不取敢御挨拶迄
先は右御都合御うかがひ迄
是にて御免蒙り候
右不取敢御詫旁御報迄草草如此に御座候
此手紙到着の節は既に東京表へ御出立の後と存候へども仰せに任せ御返事如此に候
いづれ其内御面晤（めんご）の機を得たくと存候
いづれ其内拝趨萬縷可申述候
乍筆末御令閨によろしく御伝声願上候





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