雁信筐>硯の友 |
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愛甲次郎 十三. 依頼 可被下候 御洩し被下度候 御承知被下度候 御海恕被下度候 一寸小生迄御洩らし被下度候 玉稿掲載の日取りは小生に御一任相成度 返事は直接同人に御つかはし相成度候 右御礼旁御願迄 よろしく御鳳声願度候 不悪御了察願上候 御令閨へよろしく御伝声願上候 御序の節御令兄へよろしく御禮願上候 都合次第掲載可致候間しばらく御猶予願上候 別紙の如く申来候間乍御手数来意の通御取計被下度願上候 甚だ厚顔の至故強ひてとは申しかね候へども 御迷惑とは存じ候へども何分よろしき様願候 今一度御熟考を煩はし度と存候 塀と垣丈どうか御片付を願ひ度と存候 一寸御報知被下候はば好都合に御座候 ▼ 十四へ ▼「雁信筐」表紙へ戻る ▼「文語の苑」表紙へ戻る |